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※『フューチャーソース・コンサルティング (Futuresource Consulting Ltd)

vol.1792019年2月28日

絶好調のウェアラブル、2018年に1億個以上が出荷

Futuresource Consulting社による最新のウェアラブル技術の市場レポートによれば、ウェアラブル技術は引き続き消費者の興味を集め続けており、2018年には前年比で10%増加となる1億500万個近くのウェアラブルが出荷されるなど上昇傾向にあるということです。

市場アナリスト、そしてFuturesource社のウェアラブル専門家であるJames Manning Smith氏は、3月12日にロンドンのビジネスデザインセンター(Business Design Centre)でのウェアラブル技術展覧会(Wearable Technology Show)で発表を行い、この技術の中心的な促進力、そして上記報告に記載されている市場予測について詳しく掘り下げる予定となっています。

「出荷の増加だけでなく、平均販売価格の上昇も見ることができます」とManning Smith氏。「その結果、昨年の世界的な小売価格は価格の17%増に相当する190億ドルを超え、ある意味で出荷増加を上回っていると言えます。この価格の上昇は、主にスマートウォッチの需要の増加、そしてそれに平行する活動量計やスポーツウォッチの不振、さらに基本的なフィットネス向けデバイスに対する関心の低下によるものです」

Manning Smith氏は「この分野には、まだ多くの競争存在しています」とし、「同製品の分野への投資が増加し、健康促進機能およびフィットネス機能搭載製品、そしてさまざまなデバイス改良への競争に拍車がかかるだろうと予測しています」と見解を述べています。最近のクアルコム(Qualcomm)が発売したウェアラブルのシステム・オン・チップ(SoC)は、現在のスマートウォッチ製品のラインアップにはまだ完全な導入はされていないものの、この分野は2019年の間にはWear OSデバイスの領域全体の革新を刺激しそうです。そしてGoogleが最近、4,000万ドルの投資でFossilのスマートウォッチIPを買収したことにより、テクノロジー巨大企業のGoogleのウェアラブル技術に対する強い関心が強調されており、市場はGoogleによるハードウェアの発売、または同社のWear OS分野の改革の可能性を見込んでいます。

ブランドごとに見ると、Appleは年間2000万台のApple Watch出荷台数を記録し、第4四半期に接続型腕時計の最大の販売企業としての地位を取り戻していますが、売上高の点においては年間を通して、2018年に売上ランキング獲得したXiaomi(小米科技)による挑戦を受けています。スマートウォッチ市場で優位に立つAppleに対してFitbitとFossilが挑戦しつづけており、Fossilは幅広いスマートウォッチのスタイルの提供によって立ち向かい、Fitbitは同社の200ドルのVersaによって価格で競争しています。2019年は、スマートウォッチ市場の力強い成長を生み出している買い替えおよびアップグレード購入による追い風により、販売企業らは強力な同市場の恩恵を受けることが予想されます。

成長率は2020年から低下し始めるものの、2022年には出荷数が世界全体で1億4500万ユニットを超え、270億ドルを超える小売値を達成するなど予測期間を通して成長が続くものとFuturesourceは予想しています。主に買い替え売上高、そしてスマートウォッチやワイヤレスウォッチの継続的な普及がこの成長を牽引していくことでしょう。

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