屋外でのデジタルサイネージに適した裸眼立体視
通常のPDPディスプレイを元にアダプターを取り付けることで多視点立体視を可能にしている。一度に9つの視点からの映像を表示することで、裸眼で8カ所から立体視が可能。アイ・エヌ・ピーの桐野江直樹氏は、今回のデモのねらいについて次のように話している。「当社の立体視用ディスプレイは、一般のディスプレイに後付けで立体視に対応できるため、コストも比較的安価で導入が可能です。立体映像はさまざまな用途での利用が期待されており、家庭内でのテレビ視聴とともに、屋外のデジタルサイネージや、CADなどの産業利用などにおいても立体映像は効果的と見られています。メガネをかけない立体視のディスプレイは、メガネをかけるという負担や手間をかけずに立体的内映像を見ることができる点で、屋外で通りがかった人に見せるデジタルサイネージなどで有効であると考えています。2Dと3Dの両方の映像を切り替えて表示できるために演出的にも多彩な表示が可能になります。」
コンテンツの開発・充実はまずB2Bから
桐野江氏はまた、「立体映像の飛躍のための課題はコンテンツ」と話す。「裸眼立体視で9つの視点の映像を撮影しようとすると、実写の場合それなりの装備が必要になるため、当初は産業利用における用途から提案していこうと考えています。とくに、自動車やコンシューマーエレクトロニクスなどの製品開発において、CADデータを活用したデザインの現場でのチェックなどで活用するといったシーンではCGのデータを元に多視点の映像を生成できるため、効率的です。」関連リンク
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