アルプス電気
電界通信モジュールを出品
アルプス電気は、電界通信用モジュールを出展した。同社は、これまで電界通信技術を開発していたが、モジュール化して部品として利用できるようにしたのは今回が初めてである。
体を「電線」代わりに利用
アルプス電気の電界通信は、人体の表面電界を使って行う通信で、身体を「電線」代わりにする。ただし、人体内に電流を流すのではなく、人体の表面電界を利用している。このため、ペースメーカー等の機器を使用していても影響はないと考えられている。正式には医学的な検証が必要とされるが、測定値の上では安心できる値が出ているという。
約10倍に速度を向上、2010年中に量産化へ
従来の「人体通信」は、人体内に微弱な電流(500マイクロアンペア程度)を流していた。従来方式では9600bps(9.6kbps)程度であったが、今回展示されている電界通信では、100kbpsの速度が得られる。電界通信対応の携帯装置を持って電極に触ると、画像が携帯装置に伝送されるデモなどが行われた。
今回公開されたモジュールの先には、機器設計者が電極を取り付ける。電極の形状等にはほとんど制約がなく、電極設計に複雑さはないと同社はしている。説明員によれば、2009年中にモジュールのサンプル出荷を行い、2010年中に量産に持ち込みたいとしている。
関連リンク
[URL] http://www.alps.com/j/
アルプス電気(株)














