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CEATEC JAPAN 2009 at. 幕張メッセ 2009年10月6日(火)⇒10月10日(土)
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Vol.040

日立
次世代プロジェクター技術を紹介

日立は同社ブースのビジネスソリューションコーナーにおいて、次世代プロジェクター技術の紹介コーナーにおいて、ビジネス用「超短投射距離プロジェクター」や、球面にも平面に投写したときのように表示することができるレーザープロジェクター技術をデモした。

現行機CP-A100Jの第二世代機が登場

   今回、新たに参考出品したのは、現行機のCP-A100Jに継ぐ第二世代の製品CP-10をベースにしている。超短投射距離プロジェクターCP-A100Jは、日立が業界に先駆けて商品化した製品だ。
 第二世代機のCP-10は、すでに欧米で先行販売が決定している製品で、より小型・軽量化を実現。価格も米国での希望小売価格が995ドルと低価格化を推し進めている。これは、レンズ部分などの主要部分以外の部品を、普及機と共有化することで実現している。
 「超短投射距離プロジェクター」とは、通常のプロジェクターと違い、投影する対象から非常に近い位置にプロジェクターを置いて映像を投写することができるのが特徴だ。スクリーンに近い場所に設置することで、プロジェクターからの強い投射光が人の眼に直接入りにくい。これは、日立が教育現場にプロジェクターを数多く販売した中から得られたユーザーからの意見を反映したものという。プロジェクターの光は、成長過程にある若年層の生徒の眼には大きな影響があり、それを回避するためにこの「超短投写距離プロジェクター」が生まれた。

テーブル上のコミュニケーションの手段として

   投写の距離が短くて済むことは、新たな利用方法も生み出している。たとえば、プロジェクターを机の上に置き、その机自体をスクリーンとして映像を投写することができる。狭い空間でのプレゼンやミーティングなどで使い勝手が良い。さらに、机上に投影した画像に対してメモを書き込むことができるUPIC(プラスビジョン製)と組み合わせることで、会議でのブレストや教育現場での利用など用途も広がっている。

レンズ球面を半分にして小型・軽量化

   CP-10の大きな特徴は、レンズ球面を半分にすることで、小型・軽量化を図っている点にある。これは、超短投射距離での投写の際に、設置した位置から高い位置に投影する関係で、実質的に球面のレンズの上半分しか使わないことから、大胆にもレンズの下の部分を切り取ることで、レンズの性能を損なうことなく、軽量化を実現したものだ。
 参考出品したミラータイプは、現行機のCP-A100Jと同じタイプで、基本的にはスクリーンの上部に設置するなど、”天吊り”と呼ぶ使い方をする。これによって、スクリーンの前に立って説明をしても、投影光が目に入らない。ミラータイプの試作機は、従来機と比べて、内部の構造を改造することで、ゆがみを押さえることに成功している。そのため、これまではゆがみを押さえるためにミラー部分を自由形状にしていたが、今回は、よりフラットな鏡を使用している。これによって、従来の画角4:3・解像度XGAから画角16:9、解像度WXGAに向上している。

球面に投影できるプロジェクターも登場

   このほか、次世代プロジェクター技術の紹介コーナーでは、球面にも平面に投写したときのように表示することができるレーザープロジェクター技術や、特殊な眼鏡をかけずに、上下左右どの方向からでも360度の立体映像を見ることができるプロジェクターなど、今すぐにでも欲しい製品がデモされている。

関連リンク

[URL] http://av.hitachi.co.jp/index.html
(株)日立製作所