日産自動車
魚の群れのように「ぶつからないロボットカー」公開
日産自動車(以下、日産)はCEATEC JAPAN 2009において、魚群の行動ルールを応用したロボットカー「EPORO(エポロ)」のデモを公開。「ぶつからないクルマ」の実現に向けた最先端技術を紹介している。
自動車メーカーとしての挑戦 ”死亡・重傷者事故を半減へ”
日産は「2015年までに日産車の関わる国内の死亡・重傷者数を1995年比で半減させる」という目標を掲げ、安全なクルマ社会の実現に向けた取り組みを進めている。その一環として、昨年はハチの衝突回避行動を応用したロボットカー「BR23C」を発表した。BR23Cはロボット単体で障害物を回避するものだったが、今回はこれを進化させ、群走行でもぶつからないロボットカー「EPORO」を開発。CEATEC JAPAN 2009の自社ブースで、デモを実演している。
“密集してもぶつからない”魚群の行動ルールを応用
EPOROの走行制御は、密集して泳いでもぶつからない魚群の行動ルールを応用したもの。一般に魚はぶつからないように進行方向を変えたり、一定の距離を保つために並走したり、遠すぎると近づいたりして魚群を形成しているという。日産ではこの行動ルールを「レーザーレンジファインダー」というレーザー反射光と「UWB通信」という無線通信技術で実現し、EPOROに搭載した。デモでは複数台のEPOROが均等な距離を保って障害物を避けながらサーキットを周回して見せた。
EPORO開発の背景にはクルマが人を守る「セーフティ・シールド」という高度で積極的な安全の考え方がある。日産は、EPOROの技術を将来的に自動車に応用し、車同士の衝突事故の回避に役立てたいと考えている。
関連リンク
[URL] http://www.nissan.co.jp
日産自動車(株)













