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CEATEC JAPAN 2009 at. 幕張メッセ 2009年10月6日(火)⇒10月10日(土)
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Vol.028

TDK
エコの観点から直流電化をアピール

TDKは、CEATECの自社ブースにおいて、「先進のコア技術で環境と安心に貢献」するというブースコンセプトを掲げた展示を行っている。今回の大きな特徴は、特設ゾーンとして「直流電化ゾーン」と呼ぶコーナーを設けている点にある。同コーナーでは、家庭内給電を直流にすることで、省エネを進め、環境に貢献できる具体的な構成を紹介している。
 コーナーの前面には、参考出展である同社のフィルム太陽電池で作ったソーラータワーをコンセプト展示し、周囲に「ホーム直流給電キット」「ユニバーサル直流給電」「高電圧直流スイッチ」などのポッドを設け、パネルと実物で説明した。

太陽電池の大規模利用へ向け安価で大量の供給が可能に

   TDKはすでに10年以上の太陽電池の実績を持ち、今回はさらに、大面積の連続生産を可能にするRoll to Roll工法によって、大規模な太陽電池の用途に対して、安価で大量の供給を可能にしている。コンセプト展示されているソーラータワーは、このRoll to Roll工法による、連続したフィルム状の太陽電池を筒状に巻きタワー型のオブジェにしたもの。TDKのカセットテープやビデオテープの生産で培った技術が生かされている同社の太陽電池技術の象徴ともいえる。

太陽電池を効率的に使える「ホームエナジー・マネージメントシステム」

   ソーラータワーの横にあるポッドでは、「エコホーム 直流給電キット」と呼ぶパネル展示とデモが行われている。ここでは、リチウムイオン電池と太陽電池そして通常の電力の3つの電力を、効果的にコントロールする「ホームエナジー・マネージメントシステム」を紹介。1日の動きを2分に縮めて、朝から夜までの太陽の動きや家庭内での家電製品の利用状況などに応じて、供給電力を切り替える様子を見せた。
 直流給電をエコシステムという観点から捉えたデモとして注目され、ブースでは多くの来場者が質問を投げかけていた。
 ここで、大きなポイントになるのが、直流給電だ。太陽電池やリチウムイオン電池は直流電流であるため、家庭内で交流に切り替えるたびにロスが生じる。そこで、家庭内の電力をすべて直流で賄うことで、電力のロスを減らすことができ、より効率的にエネルギーを使用できるという。

コア技術で貢献するTDK

   デモの中では、AC/DC変換コンバーターや、リチウムイオン電池、太陽電池など、同社が開発する製品がコアな部分で貢献している。参考出展されている電力保護ICは、リチウムイオンの過充電や過放電・ショートなどを監視し、電力の流れを管理する製品。TDKが直流給電をトータルにシステム提案できることをアピールしていた。

関連リンク

[URL] http://www.tdk.co.jp/index.htm
TDK(株)